諸田 玲子(モロタレイコ)

静岡市生まれ。
上智大学文学部英文科卒業。
外資系企業勤務を経て、翻訳・作家活動に入る。
向田邦子氏、橋田壽賀子氏、山田洋次氏等の脚本を小説にするノベライズに携わったのち、主として歴史・時代小説を執筆。

 1996年『眩惑』(ラインブックス)にてデビュー。
 2003年『其の一日』(講談社)で第24回吉川英治文学新人賞を受賞
 2007年『奸婦にあらず』(日経新聞社)にて第26回新田次郎文学賞を受賞
 2012年『四十八人目の忠臣』(毎日新聞社)にて第1回歴史・時代小説大賞作品賞を受賞。
       ◆本の紹介記事はこちら→紹介記事を読む
 2018年『今ひとたびの、和泉式部』で第10回親鸞賞を受賞。
 2018年より朝日新聞の書評委員を務める。


 2001年1月〜2004年2月 静岡新聞夕刊にて「末世炎上」を連載
 2005年5月〜2006年7月 日経新聞夕刊にて「奸婦にあらず」を連載
       ◆プロのカメラマンさんが撮ってくださった写真をもとに、物語に出てくる舞台を載せてみました。
        諸田玲子と物語の舞台を訪ねる→GO!
 2006年11月〜2008年1月 北海道・中日・東京・西日本・神戸新聞各紙の朝刊にて「遊女のあと」を連載
 2007年4月〜2008年2月 読売新聞夕刊にて「美女いくさ」を連載
 2009年1月〜2010年6月 北國新聞朝刊にて「炎天の雪」を連載
 2010年6月〜2011年6月 毎日新聞夕刊にて「四十八人目の忠臣」を連載
 2013年4月〜2014年7月 日経新聞朝刊にて「波止場浪漫」を連載
 2015年4月〜2016年4月 公明新聞朝刊にて「梅もどき」を連載

 上記の他、平安、戦国、江戸、幕末、昭和を舞台にした著書多数。
 

【時代小説シリーズ】
          『お鳥見女房』(新潮社)
                   *2009年 明治座10月公演
          『あくじゃれ飄六』(文藝春秋)
          『きりきり舞い』(光文社)
                   *2014年 明治座4月公演
          『天女湯おれん』(講談社)
          『狸穴あいあい坂』(集英社)

【歴史・時代小説】
          ◆中央公論新社
          『恋ほおずき』『花見ぬひまの』『美女いくさ』『元禄お犬姫』
          ◆新潮社
          『王朝まやかし草紙』『たそがれ心中』『幽恋船』『源内狂恋』『黒船悲恋』『闇の峠』
          ◆文藝春秋
          『犬吉』『氷葬』『かってまま』『王朝小遊記』『波止場浪漫』
          ◆講談社
          『空っ風』『笠雲』『鬼あざみ』『昔日より』『日月めぐる』『森家の討ち入り』
          ◆角川書店(KADOKAWAに社名変更)
          『楠の実が熟すまで』『青嵐』『山流し、さればこそ』『梅もどき』
          ◆集英社
          『月を吐く』『髭麻呂』『四十八人目の忠臣』『今ひとたびの、和泉式部』         
          ◆平凡社…『ともえ』
          ◆光文社…『仇花』
          ◆祥伝社…『蓬莱橋にて』
          ◆毎日新聞社…『お順 勝海舟の妹と五人の男』『尼子姫十勇士』
          ◆PHP研究所…『帰蝶』

【明治・大正・昭和の小説】 
          新潮社……『思い出コロッケ』
          文藝春秋……『木もれ陽の街で』
          小学館……『希以子』
          潮出版社……『軽井沢令嬢物語』


文藝春秋(2014年6月号)
諸田玲子のルーツが紹介された記事が載っているのでご紹介しておきます。